ようやくスタート地点へ立った我々。
秋晴れの中、カヤックは快調に水面を滑っていく。
-川の上から-
水位は平水より高いものの、標茶から下流は難所は少ない。
忘れた頃に現れる水中に沈んだ流木には注意しなければならない。この辺りは河川整備が行われていて川の蛇行が少なく、ひとしきり進むと単調でやや退屈だ。
リバーツーリングは初のナベ氏だがカヤックのセンスが抜群なのですぐにコツを掴んできた。問題なさそうである。
カヤックの外観はこんな感じ。
コンパクトなフォールディングカヤックの携行性を活かす為、遠征時には4分割のパドルを使用している。予備パドルも必ず持っていって欲しい。
艇の中には、食料(行程+1日分)、水、テント、キャンプ道具、着替えなどを積んでいる。
川を下るにつれ、ロケーションが良くなって来た。
釧路川を下るのは祖父母に連れられていった釧路川のツアーで、ゴムボートで川下りをした以来である。田舎で育った僕は、祖母。そして昨年亡くなった祖父に川での遊び方を教わり、そのまま大人になってしまった。
気づけば私も26歳。子供が出来てもおかしくない年齢である。この素晴らしい趣味を子供にも受け継ぐべきか…いやいや僕のようなダメな大人を再生産してはいけないな…そんなことを考える余裕があるぐらい釧路川はゆったりと流れる。
-野生動物と遭遇-
川を下っていると野生動物が見られる。
湿原にはタンチョウヅル。空に目をやるとオジロワシが悠々と飛んでいる。
水面近くから見る動物の姿は迫力があって楽しい。
(湿地で餌を探すタンチョウ)
(エゾシカがこちらの様子を伺っている)
-本日のキャンプ地-
川の流れに任せてまったりと下っていたら日没が迫ってきた。
本日の目的地であるカヌーポートに隣接したキャンプ場を目指す。
キャンプ場のある湖には水路で繋がっている。
流れのある水路を遡って行くのだが、あとで聞いたところではナベ氏の一日パドリングした身体にはここがなかなかにキツかったとの事。
(美しい水路だが意外と距離がある)
(橋をくぐるとキャンプ場はもうすぐ)
水路を20分ほど漕ぐとキャンプ場に到着した。
早朝からよく漕いだ。
艇内で冷えたビールが待っている。
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